01 特急車両
5000系(特急 LUCE)
2008年に就役した中野高速鉄道を代表する車両。
全体的に、6000系のデザイン思想を継承した。前面には非常用貫通扉が設けられており、地下区間のトンネル幅が狭い場所でも走行可能。
5両編成での運用にも対応でき、臨時列車としても運用されることも多い。
主な運行区間:新王スカイポート~海奈駅間
車両編成数 5両編成×6本 製造初年 2008年
最高速度 130Km/h 起動加速度 2.4km/h/s 減速度 4.0 km/h/s(常用)4.7 km/h/s(非常)
6000系(特急 夢想)
2005年に就役した中鉄初の展望席がある特急車両。
当初は本線特急の運用がメインであったが、2006年秋に臨時列車として博麗線に入線した際、沿線の絶景を楽しめるとして人気列車に。
2008年のダイヤ改正で定期特急列車「夢想」として運用を開始した。
主な運行区間:新都~蒼都サントレム~輝神駅間
車両編成数 8両編成×3本 製造初年 2005年
最高速度 130Km/h 起動加速度 2.0km/h/s 減速度 4.0 km/h/s(常用)4.5 km/h/s(非常)
7000系(特急 彩華・彩月)
2007年に就役したリクライニングモニターを有するハイグレード特急車両。
主に、宇佐木線の観光特急として運用されており、2018年からは輝神~華宮を結ぶ特急「彩月」としても運行している。
各座席には専用のモニターが設置されており、列車位置情報・車内販売(食事含む)・デジタル放送及び映画上映・ニュース・天気等の情報配信の他、NPASSアカウントサービスと提携し音楽やゲームなどが楽しめる。
主な運行区間:彩華 新都~宇佐木~輝神駅間
彩月 華宮~宇佐木~輝神駅間
車両編成数 4両編成×2本 8両編成×1本 製造初年 2007年
最高速度 130Km/h 起動加速度 2.0km/h/s 減速度 5.2 km/h/s(常用)5.2 km/h/s(非常)
8000系(特急 華狭間・KASEN)
2003年に就役した次世代ビジネス特急車両。
高品質のサービスを提供するべく最新技術の導入や新基準のバリアフリーに対応するなどお客さまに寄り添った設計となっている。
華狭間とKASENは同系列の車両を使用しているが保有する会社が異なるため
車内の設備が異なる。
主な運行区間:華狭間 華宮~蒼都サントレム~輝神
KASEN 新都~神霊廟~神子志摩
車両編成数 8両編成×3本 製造初年 2003年
最高速度 130Km/h 起動加速度 2.5km/h/s 減速度 4.0 km/h/s(常用)4.5 km/h/s(非常)
30000系(5000番台)
着席需要の高まりに対応するため2021年1月のダイヤ改正により新王エリアの各特急が増発された。その際、増発分の車両不足を補う目的として全路線を走行することが出来るマルチな特急車両として導入された。
走行に伴う揺れや音を抑える技術を採用、座席の座り心地を重視し快適性を極めた居住空間を実現している。
主な運行区間:新王エリア 全路線
車両編成数 5両編成×2本 製造初年 2021年
最高速度 130Km/h 起動加速度 2.0km/h/s 減速度 4.0 km/h/s(常用)4.5 km/h/s(非常)
02 通勤車両
20000系(本線)
2000系列・3000系列の技術を結集させた中野高速鉄道の次世代型通勤車両。
従来の車両における車内内装や技術を踏襲し「お客さまに広く・さらに快適に」をコンセプトに設計・開発された車両。
仕切り扉や荷棚、座席横の仕切り部分に大型強化ガラスを採用し、照明を天井埋め込み型にすることで、開放感を演出している。
拡幅車体を採用しており更なる混雑緩和を図る。
新時代の標準型通勤電車の形として形式は「20000系」が採用された。
車両編成数 10両編成×2本 製造初年 2020年 最高速度 120Km/h
11000系(本線)
2021年に宝縁地方から転籍してきた通勤車両。
今まで陽海電鉄が保有していたが、2021年3月から中鉄グループの新会社に事業移管されるにあたり転籍してきた車両である。
サービスの均一化の為、現在運用されている2000系0番台を宝縁地方に転属することになり、その代替え車両として導入された。
中鉄仕様に改造後は本線の急行・各駅停車での運用を中心に活躍している。
車両編成数 10両編成×2本 最高速度 120Km/h
12000系(本線・宇佐木線)
2021年に宝縁地方から転籍してきた通勤車両。
今まで陽海電鉄が保有していたが、2021年3月から中鉄グループの新会社に事業移管されるにあたり転籍してきた車両である。
サービスの均一化の為、現在運用されている2000系0番台を宝縁地方に転属することになり、その代替えと200系の置き換えを目的に導入された。
車体はオールステンレス車両で表面をダルフィニッシュに仕上げているのが特徴で中鉄仕様に改造後は本線・宇佐木線の各駅停車での運用を中心に活躍している。
車両編成数 8両編成×3本 最高速度 120Km/h
2000系0番台(本線・宇佐木線)
2008年に就役した中野高速鉄道を代表する通勤車両。
「お客さまに快適な車内環境を提供する」ためゼロベースで開発された車両。
特に運行機器類の回路を2重化することで故障にとても強い。
さらに、1人当たりの座席スペースを拡幅し居住性も向上。ホームとの段差を軽減するなどバリアフリーにも対応している。
車両編成数 10両編成×6本 8両編成×4本 5両編成×1本 製造初年 2008年 最高速度 120Km/h
2000系100番台(陽咲学園線)
2008年10月に就役した通勤車両。
0番台の仕様を一部変更した車両。0番台に比べ前面のデザインは大きく変更されている。当初は本線(各駅停車用)・博麗線・新王ライン(現.陽咲学園線)の運用であったが、2010年に陽咲学園線が全通したことで2000系100番台は順次、陽咲学園線のみの運用に限定された。
車両編成数 8両編成×6本 製造初年 2008年 最高速度 120Km/h
3000系0番台(スカイポートライン・博麗線・河城湖線)
2010年に就役した通勤車両。
その特徴的な前面のデザインは、まるで笑っているかのような印象を受ける。
内装にも丸みのあるデザインが多く採用され「スマイルトレイン」としてお客さまに親しまれている。
車両編成数 10両編成×1本 8両編成×4本 7両編成×2本 3両編成×2本 製造初年 2010年 最高速度 120Km/h
3000系1000番台(本線・スカイポートライン・博麗線・河城湖線)
2018年に就役した通勤車両。
神籬温泉・河城湖~新王スカイポートの輸送力増強とより快適な車内空間を実現するため設計された車両。
3000系0番台の車体の丸いデザインを継承しつつ、新たなバリアフリーの形(あんしんゾーン)や空席表示アプリ「ユズリアイ」が導入されている。
車両編成数 5両編成×8本 製造初年 2018年 最高速度 120Km/h
1000系0番台(本線・中野線)
2002年に就役した通勤車両。
「次世代にふさわしい今までにない車両」をコンセプトに設計された車両。
中でも、自動放送(日本語・英語)の実装、ドア上には中野高速鉄道初となるLCDモニターが設置され当時では革新的な車両として親しまれた。
本線運用が主体であったが、中野線開業に合わせ運用の大半を中野線に限定している。
車両編成数 10両編成×9本 製造初年 2002年 最高速度 120Km/h
1000系5000番台(本線)
2005年に就役した座席指定型通勤車両。
朝夕ラッシュに「座って帰りたい」というお客さまのニーズに対応するため登場した特別車両。ラッシュ時間帯は座席指定車両としてクロスシートに、それ以外の時間帯はロングシートに席を変えることができる。
車両編成数 10両編成×1本 製造初年 2005年 最高速度 120Km/h
4000系0番台(華宮線・神城本線・菫みなと線)
2009年に就役した通勤車両。
華宮線のさらなるサービス向上のため中野高速鉄道神城支社と共同で設計した車両。当時最新車両であった2000系0番台の技術を継承し改良を加えた。車両カラーは今までの水色とは異なるオレンジを主体とした明るい色。
デザインは、今までにない斬新なものとなっている。
車両編成数 6両編成×2本 5両編成×10本 製造初年 2009年 最高速度 120Km/h
200系(本線)
1985年に就役した通勤車両。
増え続ける通勤需要に対応するべく登場した車両。従来のドア数を3ドアから4ドアにすることでお客さまの乗り降りをスムーズにした。
2010年には、運転操作のワンハンドル化やLCDモニター・LED表示機の設置などのリニューアル工事を実施した。
他社から転籍してきた12000系により2021年1月のダイヤ改正から定期運用を離脱した。
車両編成数 10両編成×1本 製造初年 1985年 最高速度 120Km/h
300系(華宮線)
1980年に就役した通勤車両。
当時は、各駅停車から快速列車・臨時列車として幅広く活躍した。
1995年からは華宮線のみの運用に限定された。
2010年には、運転操作のワンハンドル化やLED表示機の設置などのリニューアル工事を実施した。
車両編成数 6両編成×4本 5両編成×2本 製造初年 1980年 最高速度 120Km/h
400系(博麗線・永夜線)
1965年に就役した通勤車両。
博麗線(神籬温泉~輝神)・永夜線向けに新型車両を導入する予定であったが、車両工場の製造ラインがすべて埋まっていたため、中野高速鉄道 神城支社で余剰となっていた400系4編成14両を借り入れた。
2020年8月下旬に新型車両(800系)の量産体制が整ったことで、2021年春までに400系は全車返却され新型車両(800系)に置き換えられる計画である。
車両編成数 3両編成×2本 4両編成×2本 製造初年 1965年 最高速度 120Km/h
800系(博麗線・永夜線)
博麗線・永夜線で運用されていた気動車を置き換える為、短編成設備や耐寒耐雪構造を採用し、山岳路線向け車両として開発された。
車体は一部を除きステンレスで構成され軽量化を実現、客室扉の下部にあるレールヒータや機器ヒータなどを装備し耐寒耐雪構造を有しており、寒さが厳しい山岳路線でも「快適な車内サービス」を実現した。
2両編成の基本編成のほか、2両編成×2本の4両編成での運転が可能であり旅客の需要に柔軟に対応することができる。
車両編成数 2両編成×4本(予定) 製造初年 2020年 最高速度 120Km/h
03 気動車両
50系
1960年に就役した気動車両。
国鉄が設計開発した旅客用気動車で運用されている中野高速鉄道の車両の中で最も古い車両である。2020年3月に永夜線が電化したのを受け引退が決定。約60年に及ぶ歴史に幕を閉じた。
車両編成数 1両編成×2本 製造初年 1960年 最高速度 80Km/h
600系
2004年に就役した気動車両。
永夜線の輸送力増強と博麗線のサービス向上のために設計・開発された。
電化工事前の宇佐木線に約1年間限定で運用された経歴がある。
2018年のダイヤ改正で諏訪から諏訪市開発鉄道線に直通し輝神まで乗り入れている。
2020年3月に永夜線が電化したのを受けグループ会社に転属した。
車両編成数 2両編成×4本 製造初年 2004年 最高速度 80Km/h
700系
2008年に就役した気動車両。
博麗線、博麗口以西での車両不足の解消と環境対策のために開発・設計されたハイブリット気動車。2010年に臨時列車として輝神から神城支社、神城ゆけむり線の「八坂温泉郷」まで乗り入れた。
2020年3月に永夜線が電化したのを受けグループ会社に転属した。
車両編成数 1両編成×2本 製造初年 2008年 最高速度 80Km/h
04 他社直通車両
新王交通局 みらい鉄道 1000系
2004年3月に就役した通勤型車両。
「MIRAI・RAILWAY・PROJECT」の一環として設計・開発が行われた。
交通局のイメージ一新の為、車体デザインは白色をベースにスカーレットレッド色のラインを取り入れた。
1000系のデビューと同時に秦野~新王の新規ルートが開業、新王都心部への所要時間が大幅に短縮した。
既存の中野~秦野、新ルートの秦野~新王を「みらい鉄道」に改称し旧ルートの秦野~天空台~新王は廃止された。
2015年から中野高速鉄道 華宮線の茨木市まで直通運転を実施している。
諏訪市開発鉄道 320系100番台
2020年3月に就役した中野高速鉄道 永夜線への直通専用車両。
2005年にデビューした320系と基本性能・外観は変わらないが一部内装が変更されている他、永夜線に直通するため2両×2両の4両編成となっている。
中野高速鉄道と諏訪市開発鉄道は保安装置がD-TDA方式と共通しているため特に永夜線直通用の保安装置を搭載しているわけではない。